Vallorcine ヴァロルシンヌ

天気が良かったので二日間連続で魚釣りに出かけてきました。

今日はこれまた懐かしの Vallorcine ヴァロルシンヌ へ。

 

このヴァロルシンヌは Le canton Suisse du Valais スイスのヴァレー州と国境を共にし、シャモニーから15㎞程北東の、冬季には降雪状態により閉鎖されることもある Le col des Montes コル・デ・モンテ を越えた行った所にある人口400人強の小さな村。

 

左はそのコル・デ・モンテが封鎖された時の状態。雪崩の危険性があるのです。

ヴァロルシンヌからはシャモニー谷一番奥深くにあるツールのスキー場にゴンドラを利用して気軽にアクセスできます(右写真)。
その為最近ではかなりの開発が進んでいて、ゴンドラ駅の目の前には立派なリゾートホテルが立ち並ぶようになっています(中央写真)。
ツールのスキー場はその他のシャモニーのそれと比べ、初心者、ファミリー向けな上、夏同様「都会」のシャモニーを逃れ、まだまだ自然に埋もれた小さな村に静けさを求めてくる人で地味に人気があるようです。

シャモニーを流れる L'Arve アルヴ川に交わる前の L'Eau Noir ロー・ノワール(黒い川とでも言ったらよいでしょうか)はアルブの褐色かかった水の色と比べとても澄んでいます。

それぞれがそれぞれのスポットを見つけながら進んで行ったので、道を間違えない様こんなメッセージを残して行ってくれました(写真左)(といのも携帯電話、二人に一つしか持っていないのですよね)。

シャモニーに戻って来て初めて釣り上げた鱒(写真中央)。但しこれは既定の大きさ(25㎝)に若干足りなかったのでこの後川に戻してしまいました。

ここでも彼は一匹釣り上げ(写真右)、それはその日のうちにバーベキューで美味しく頂きました。やはり養殖とは違いますね、身がしっかりしています。

シャトーブリアン時代の川と違い、こちらはまさに「急流」。かなりのテクニックを要します。
と言う訳で私はこちらの人曰く「 bredouille ブルドゥイユ (獲得成果無し)」、難しかったです、本当に。

Chamonix - Vallorcine 間はほぼ毎時一本の割合で出ている電車で30分程。

 

このモン・ブランエクスプレスは赤白を基調とした緑に映える明るい色の車体に加え、景色が楽しめるようにサンルーフ付きのパノラマ車となっているのでちょっとした旅心地を味わえます。

 

gens du pays ジャン・デュ・ペイ(シャモニー在住民)の方は
* 雇用契約書

* 住居証明書

* 証明写真 1 枚

と 2 €を持って市役所に行き、demande de carteという申請書にサインをすれば6か月間有効のシャモニー地域内全ての公共交通(バス・電車、但し電車はヴァロルシンヌ-セルボーズ間)を無料で利用できるカードを貰う事が出来ます。

 

シャモニー短期滞在の方でも滞在先のホテル、民宿先から同様のカードをもらえるはずです。

ぜひ利用して下さいね。

 

ちなみにこの電車でスイスのマルティにまで1時間半程で行く事もできます(ル・シャテラール・フロンティエール駅で一度電車を乗り換えなければいけませんが)。

雨で山にも登れずやる事に悩んでいらっしゃる方、こういった電車の旅を楽しんでみても良いかもしれませんね。

 

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コメント: 2
  • #1

    Kenichi (土曜日, 08 8月 2015 04:50)

    Tedyyyyy!!!

  • #2

    kayoko (土曜日, 08 8月 2015 07:50)

    健ちゃーん!!
    この間懐かしのブレバン山小屋の写真を発見した所。楽しかったね。
    ゆきちゃんも元気?そちらの様子は?
    いつかまた遊びに来てね。