昨日ほぼ10日ぶりに日本からシャモニーに戻ってきたのですが、こちらはもうすでに冬景色です。
日本を出発する際の「東京、最高気温は21度」とは大違いです。
シャモニー近郊ではこの週末に大雪警報が出ていたよう。
結局は「軽く」降った程度と聞いていたのですが、昨晩シャモニーに着いてみるとしっかりと路肩や木々に雪が残っていました。
一昨日は残雪の影響もあり気温はマイナス10度まで下がったとか。
そして昨晩の空模様から怪しんではいたのですが、昨晩遅くから明け方にかけ雪が降っていたようで、午前9時の時点で写真の様な感じになっていました。
そして先ほど正午過ぎからまた雪が降り始めています。
私たちの愛車(一番手前)もすっかりと雪に埋もれてしまっています。
まだ冬タイヤに交換していなかったため、暫くはこのままの状態になってしまいそうです。
冬夏兼用のタイヤなので交換をためらっていたのですが、やはり分かっていた事ですが、これだけ雪が降るようでしたら交換したほうが無難ですよね。
ところでこの夏、私の勤務するサロン・ド・テのテラスには甘い飲み物やお菓子のお裾分けを求めて蜂が毎日のように押しかけて来ていました。
毎夏馴染みの風景なのですが、それにしてもこの夏はその数の多かった事、多かった事。
で、その時に良く耳にしたのが
「 beaucoup de guêpes annoncent beaucoup de neige 」
つまり「 蜂が多い年は雪の多い冬になる 」。
日常生活から学ぶ昔の人の知恵。
なんだかそんな感じになってきていますね。
ちなみに以下のサイトに動物の行動に見るその他様々な言い伝えが載っています(フランス語ですが)。
こんな風に動物の行動を観察してみるのも面白そうです。
http://www.alertes-meteo.com/stephane/observations/nature/onatz.html
そしてこと雪に関しては
「 En Novembre, si la première neige ne prend pas, de l'Hiver elle ne prendra. 」
「 11月、最初に降った雪が残らなければ、その冬雪が残る事はない。」
とも言われているようです。
私が地元住人に聞いた話は
「 11月、最初に降った雪が松の木に残るようであれば、その冬の積雪は長く多いものとなる。」
なのですが。まあ、内容は一緒ですね。
そして、しっかりと松の木に雪が残っています。
ということは今年の冬の積雪は大いに期待して良いということでしょう!!
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